一人っ子は当り前、三人いれば子沢山
と言われるようになって久しいが、
最近は、
「結婚未定の女性」の増加という言葉を耳にするようになった。
子供を何人産むかの以前に、
結婚という入口でためらう女性が増えているのである。
閉ざされた昇進の道、
結婚・出産退職制度、
セクシャルハラスメント等々、問題は山積している。
問題があってもなお、「結婚」がもたらす様々な不安要素は、
彼女達に「チョット待て。」と囁き、
職場でふんばり或はよりよい職場を求めてトラバ−ユする。
勿論今の時代は、
仕事と結婚のどちらを選ぶかという問題ではなくなりつつある。
しかしやはり彼女達はためらうのである。
女性の社会進出と
まだまだ女性の側に様々な我慢を強いる日本の結婚のあり方
の狭間で女性の生き方を模索している時代なのかもしれない。
ところで、結婚適齢期にある独身男性の相手としての
未婚女性は約300万人足りないそうだ。
独身男性はトラック一杯の競争相手にどう勝ち抜くか、
この際リップサ−ビスではなく、
本気で「厨房」に突進する覚悟が必要なのかもしれませんネ。
もう「男子厨房に入らず」の時代は終わったのじゃない?