松葉杖の世話になって 〜15号(1998年7月31日)弓仲

松葉杖J.bmpひょんなことで、この春から初夏にかけて、

松葉杖の世話になる生活を送り、

弁護士生活20年目にして初めて、

数週間に亘って事務所・裁判所を休むというハメに陥った。

右足腓骨の骨折のためである。


 

ギプスJ.bmp幸い手術は回避でき、ギブスをしての自宅療養となった。

記録を自宅に移し、足を上げた不自然な姿勢でワープロに向い、

某事件の最終準備書面を仕上げるなどはしたものの、

依頼者・パートナーその他各方面に多大の迷惑をかけた。

又、私の家事分担の日課である

5歳と4歳の子供達の保育園への「送り」等が不能となるなど、

妻には多大の負担をかけた。


今回の松葉杖初体験で、

片足と杖で全体重を支え、前に進むことの大変さ

杖で体重を支えるための手首への負担の大きさ

(このため、右手首関節に炎症発症!)に驚かされた 。

パラリンピックなどで大きな障害をものともせず、

健常者顔負けに大活躍する選手達の姿を目にしてきただけに、

たかだか腓骨一本の骨折で、身動きが取れず、

裁判所の予定をキャンセルする等、

各方面に迷惑をかけた自らのふがいなさを実感させられた。


子供の場合と違い、大人の骨折は倍の時間がかかるとかで、

ギブスが取れるまでに1ヶ月、松葉杖を手放すまでに2ヶ月半かかったが、

約1ヶ月余で事務所に復帰後も、松葉杖での地下鉄の階段の昇降が不自由で、

事務所と裁判所をタクシーで行き来するなど、

てんやわんやの数ヶ月であった。

 

ダイエットJJ.bmp がしかし、弁護士生活20年で蓄え込んだ「贅肉」の方も

 主治医の厳命によりそぎ落とさねばならなくなり、

 仕事の合間を見つけては水泳等に励んでる今日このごろである。