アベノマスクはアベノイサン〜(2022年1月1日)元倉
−アベノマスクはアベノイサン(安倍の遺産)
昨年エイプリールフールに発表され、
ガーゼマスクという素材の問題
(感染予防の観点から既に最も不人気となっていた)、
数百億円の血税をつぎ込む無駄遣い等々批判が噴出したアベノマスク。
その後も配布の遅れ、小さすぎ・洗濯が大変等の使い勝手の悪さ、
ゴミ・虫・髪の毛の混入等衛生問題等々、悪評は高まるばかりであった。
国会中継でもアベノマスクを使っているのは、
発案者の総理一人というのがおなじみの映像だった。
コロナ対策が急務のなか
効果的どころかお荷物でしかない物に莫大な国民の血税をいとも簡単につぎ込む
その愚策ぶりに国民は怒ったのだ。
しかし、しばし国民はこっちの方の怒りを忘れていた。
アベノマスクの余りが8000万枚超もあり、
保管料に今年3月迄に6億円もつぎ込んでいたとの報道に、
アベノマスクへの怒りが再燃した。
慌てて岸田首相が、
年度内をメドにアベノマスクの廃棄を行う
と発表した。
但し、
アベノマスクはマスクの製造・流通を回復させた
などとの誤ったコメント付きである。
在庫の不良品率は15%にものぼり、その検品費用は21億円、
今後処分に6000万円かかると試算されている。
今後の保管費用も含め総額は500億円近くになるらしい。
開いた口がふさがりません。
希望者にアベノマスクを配布するとのこと。
アベ氏張本人、
「全国民に布マスクを配れば、不安はパッと消えますから」
とこの愚策を献上したらしい官邸官僚、
この愚策をともに推進した閣僚らは、
手をあげたのだろうか?
手をあげたら皆で誉めてあげたいので、
テレビは感染者数と一緒に毎日速報してくれないものか。