ネトウヨの中に潜むもの〜(2019年8月15日)元倉

何時頃からか、
不快なヘイト投稿が増えてきた。
ヘイト投稿をする「ネトウヨ(ネット右翼)」
との呼び名でくくられる人たちが
クローズアップされてきた。
顔無し、名無しの隠れ蓑を着て、
ネトウヨはあちこちでかみつき毒を吐き散らしている。
いくらカモフラージュしても、
同じ発想、同じ人間だなと直感することも多い。
一人が多数人を演じているのでは?
もっと不穏なことが起きている。
ネトウヨとくくられている中に
やけに政権や政府の方針を過剰に擁護、礼賛するものが増えている。
とりわけ安倍首相への執着・熱狂ぶりは異様でさえある。
しかも何だか全体として統制が取れているようにも思える。
正体は何だ?
我が国にも「五毛党」(ごもうとう)が存在するのでは?
「五毛党」とは、中国共産党に雇われた
インターネット世論操作集団・ネット宣伝工作員のことで、
その名の由来は
レビュー1回の書き込みの報酬が「五毛」(約8.5円)にあるらしい。

先日、映画「新聞記者」を見た。
この日本では久々の
優れた社会派サスペンス映画だ。
最後まで見る者をひきつけて離さない。
映画の中で、
ネトウヨの中に潜む正体を見た。
沢山のパソコンが並ぶ内閣情報調査室、
多数の職員が黙々と打ち込み続けるのは、
世論操作情報。
だがしかしもらっていたのは
「五毛」どころか血税が注がれた高給であったか?!